TNTのノード報酬をMacで獲得
Tierion(略称TNT)のノードを建てることで、運営報酬が得られることが最近話題になっています。
織田弾正忠信長さんがTNTノードを建てる手順などをとってもわかりやすく公開されています。
織田弾正忠信長さんの記事ではDigitalOceanという、レンタルVPSサーバーを借りて、VPSのUbuntuにノードを建てる手順を紹介されています。
http://cryptoda.hatenablog.com/entry/2017/09/17/131950
本記事では、もう一つの対応OSである、MacOS上にノードを構築する方法について、まとめたいと思います。
▼目次
MacOS上にTNTノードを構築
基本的に、TNTのノードを開発しているGithub上の手順を、MacOS向けに解釈してまとめていきます。
Terminalを起動
開発者ならよく使う、Terminal、通称黒い画面を起動します。
Homebrewをインストール
以下のサイトを参考に、ターミナルに
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
のコマンドをペーストして実行してください
DockerとDocker Composeをインストール
homebrewが入ったので、
brew install docker
brew cask install docker
brew install docker-compose
の3コマンドをTerminal上で順番に実行してください。
DockerとDocker Composeがインストールされます
ノードのプログラムをダウンロード
TNTノードのプログラムをダウンロード(githubからclone)します。以下のコマンドを実行してください
mkdir ~/tnt-node
cd ~/tnt-node
ノード設定(.env)を作成
自分用の設定情報を入力します。
ダウンロードが終わった後のTerminalで、
cd chainpoint-node && make build-config
open .env
を入力してください。
.envという隠しファイルが開きます。
開いた.envファイルの
NODE_TNT_ADDRESS=
の行に、自分のTNTウォレットのアドレスを、
NODE_TNT_ADDRESS=0x7C〜
みたいなかんじで入力してください。
さらに下の方に行って、
CHAINPOINT_NODE_PUBLIC_URI=
の行に、自分のインターネット環境のIPアドレスを
CHAINPOINT_NODE_PUBLIC_URI=http://123.234.345.456
みたいに入力してください。
http://を忘れるとエラーになるのでご注意ください!(自分がこれにはまってしまった)
ちなみにIPアドレスは、アクセス情報【使用中のIPアドレス確認】などから調べることが可能です。
上記2箇所の編集が終わったらファイルを上書き保存して終了です。
DockerをLaunchpad(ランチャー)から起動
MacのLaunchpadを開き、そこからDockerアプリを探して起動します。
設定はデフォルトのままでOKです。
ノードを起動
Dockerが起動したら、再びTerminalにもどり、以下のコマンドを入力するとノードが起動します。
make up
ノードの状態を監視
以下のコマンドを入力するとノードがエラーを起こしていないか、ちゃんと立ち上がったかなど、ログとしてみることができます
make logs
ノードを終了
ノードを終了するときは以下のコマンドを入力してください
make down
必要に応じてポート開放
ご家庭のインターネット環境でノードを立てる場合、ルーターの設定が必要な場合があります。
『お使いのルーターの名前』+『ポート解放』や、『ポートフォワード』『ポート転送』などの検索キーワードで検索すると、
やり方を丁寧に説明しているページが見つかると思いますので、参考になさってください。
まとめ
以上でMacOS上にTierion(TNT)のノードを立てられたかと思います。
報酬がランダム配布とのことなので、競合相手が多いと厳しいかもしれませんが、いまなら狙えるかもしれないのでぜひ挑戦してみてください!
当ブログでは他にもノード報酬とは違いますが、仮想通貨のクラウドマイニングなどの採掘に関する情報も記事にまとめているので、興味がある方はぜひご覧になってください!