NEMのハーベストをお知らせするWebサービスを作りました
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
2018年1月は波乱の1ヶ月でしたね……、円建てでの資産を減らした方が大多数かと思います。
そんな中ではありますが、仮想通貨の一つ、New Economy Movement、通称NEM(ネム、単位はXEM)のWebサービスを開発いたしました。
NEMの既得バランスが10,000XEMを超えて、委任ハーベストをおこなっている方向けのサービスです。
まだまだベータ版ではありますが、簡単にどんなことができるのかをまとめてみました。
▼目次
NEM Harvesters(ネムハーベスターズ)
NEMのハーベストを監視してお知らせするサービス、NEM Harvestersはこちらからアクセスできます。
https://www.nem-harvesters.com/
大きく3つの機能を備えています。
機能その1 NEMウォレットのアドレスを登録するだけで、24時間365日監視
リモートウォレットのNEMアドレスを登録するだけで、ハーベスト状況の24時間監視しつづけます。
NEMをはじめ、仮想通貨は24時間365日動き続けており、寝ている間も決済の承認やハーベストを行っています。
そんな絶えず動き続けるNEMのハーベスト状況を24時間365日、チェックし続けます。
安全性確保のため、監視するウォレットアドレスは暗号化した上で保管します。
(万が一不正流出したとしても、秘密鍵がないため、署名・送金などはできません)
機能その2 ハーベスト報酬をメールでお知らせ
ハーベスト報酬を獲得したら、登録されたメールアドレス宛にハーベストをお知らせするメールをお送りします。
メールにはハーベストを担当したブロックの時刻や報酬金額など、ご自身のハーベストに関する情報をお送りします。
機能その3 思わぬハーベストの停止をメールでお知らせ
委任ハーベストをやっていると、委任先のスーパーノード(SN)によっては、知らぬ間にハーベストが停止されていたり、スーパーノード自体がなくなっていることがよくあります。
もしそうなると、改めて委任ハーベスティングの設定をしないと、ハーベスト報酬を得る機会は失われてしまいます。
そういった、知らないうちにハーベストする機会を失ってしまわないよう、ハーベスト委任先のリモートノードの変化による、ハーベスト停止をメールでお知らせします。
お知らせメールを受け取ったらNano Walletなどからハーベスト設定を再設定することで、ハーベストが再開されます。
NEM Harvestersを作って思ったこと
NEM Harvestersは、NEMのハーベストをもっと楽にほったらかしでやりたいなーという、自堕落な思いから開発を開始しました。
実際に始めてみると、NEMはAPIがよく整備されており、JavaScriptむけのWrapperも準備されていることもあり、気楽に始められました。
NEMまわりの開発はブロックチェーンや暗号通貨に関する知識もそこまで必要ではないので、いろんなエンジニアさんが参加しやすいだろうなーと思います。
今後もこういったサービスやアプリケーションが増えていくと思います、楽しみですね!
使い方についてはまた別途記事にまとめたいと思います。