この頃、仮想通貨全体がすごい盛り上がりを見せ、以前の10倍、20倍と価格が上昇する通貨が数多く現れてきました。
そういった仮想通貨の特徴として、ビットコインなどのメジャーな仮想通貨と比べ、時価総額が小さい「草コイン」と呼ばれるものが多いという点があります。
今回は、将来のメジャーコインとなりうるアルトコインの1種であるTFUELトークンを紹介します。
TFUELとはどんな仮想通貨なのか?
TFUELとは、正式名称がTHETA FUELというトークンの一つです。
公開日は2019年3月15日で、一定のインフレ率を保って供給されています。
TFUELトークンは、同じくアルトコインであるTHETAによって提供されている動画配信ブロックチェーンプラットフォーム上で使われる仮想通貨です。
THETAについては、こちらの記事で解説していますので、ご参考になれば幸いです。
TFUELはTHETAの動画配信プラットフォームで、配信のエッジノードやガーディアンノードを運用することで、報酬として獲得することができます。
獲得したTFUELトークンはTHETAのプラットフォーム上で、配信者への投げ銭や商品の購入などで使うことが可能です。
TFUELとTHETAの違いは?
TFUELはTHETAが支えるプラットフォーム上で利用されますが、THETAとは少し違う利用のされ方をします。
THETAは動画配信プラットフォームを管理をするトークンである一方、TFUELはTHETAプラットフォーム上での配信のキャッシュやデータ処理などの負担分に対する報酬として支払われます。
THETAとTFUELが分割されている理由の一つとして、流動性の確保が上げられます。
プラットフォームの管理をするのに流動性はあまり必要ありませんが、 ユーザー間の売買・取引において、流動性が重要な要素です。
管理と取引の2つの役割を、同じ通貨で担うことを狙ってしまうと、プラットフォームのセキュリティーに問題が生じる危険性が高まります。
必要とする流動性の違いに合わせて、通貨を分けることでそういった危険性を排除するため、TFUELが開発されました。
そのため、TFUELとTHETAは別の仮想通貨ではありますが、強いつながりを持っています。
TFUELの価格は?
TFUELの価格は現在43.66円です。
一年前の2020年3月頃は0.1円から0.2円ほどの価値であったことを考えると、およそ400倍ほどの価格に高騰しており、とてつもない勢いを感じられる通貨となっています。
TFUELの将来性は?
TFUELに関与している企業は、THETAと同様にSonyやSamsungといった世界的大企業が占めています。
TFUELはTHETAのプラットフォーム上で扱われるため、THETAが発展すればするほど、TFUELも発展していきます。
THETAが目指す、現在の一極集中型の動画配信を、分散キャッシュした動画配信に変えていくという強いビジョンと、日々増大する動画配信・視聴の膨大なトラフィックを考えると、THETAとTFUELはそれぞれ高い将来性が見込まれます。
TFUELの購入方法
現在、日本の取引所でTFUELを扱っている所はありません。
海外の取引所でのみ扱われており、大手取引所ではBinanceにおいて取り扱いがあります。
Binanceは世界最大級の仮想通貨取引所として有名で、THETA・FUELの取引量も世界で一番多い取引所となっています。
具体的な購入方法は、
です。
Binanceはこちらから
TFUELまとめ
TFUELについての情報をまとめると
- THETAのプラットフォーム上で使用される
- 公開されてから2年の日の浅い草コイン
- スポンサー企業に世界的大企業が多い
となります。
これからのTFUELの発展には目が離せません。