仮想通貨FXの盛り上がり
多くの仮想通貨取引所では、ビットコイン(BTC/Bitcoin)でFX取引が出来るようになっています。
自分の日本円やビットコインを担保にレバレッジをかけて大きな取引をすることが出来ます。
▼目次
国内の仮想通貨取引所ではレバレッジ3倍~25倍まで取引所によって様々です。
(レバレッジ25倍は高すぎるので、今後規制の対象になりそうです。)
コインチェックでは最大5倍のレバレッジをかけることが可能で、証拠金(「しょうこきん」と読み、担保にして預ける資金のことです。)を3万円にして、
レバレッジ5倍で最大15万円のビットコインの取引が出来ます。
証拠金10万円の場合、レバレッジ5倍で最大50万円が可能となります。
必ず知っておかないといけないFXのリスク
FX取引では自己資金以上に取引が出来るため、儲けが大きくなりますが、損失も大きくなります。
損失が大きくなったときに、その損失が預けている金額を上回り支払えない状況に陥ることがないように、
強制ロスカットという強制的に決済をして損切りをする仕組みがあります。
(それでも間に合わず、追加の証拠金が必要になる場合があります。これをFXでは「追証(おいしょう)」と呼びます。)
ビットコインFXの危険性
2017年11月30日深夜、ビットコインが1BTC=125万円から1BTC=95万円にまで急落しました。
数時間で約24%の下落をしたことで強制ロスカットが多発しました。
この出来事からビットコインでFX取引をして買ったまま決済をしない状態のポジションでいる「寝ポジ」が、ビットコインではとても危険だという認識が広がりました。
FX取引でレバレッジの枠をフルに使い一攫千金を狙うことはリスクが高く大変危険です。
しかし、ちょっとした工夫で儲けを増やすことが出来る取引でもありますので、常に冷静に対応したいものです。
寝ポジは危険!
特に気を付けたいことは、
- ポジションを持ったまま寝ない…寝ポジは極力避けることが望ましいです。
- ポジションに余裕を持つ…レバレッジの枠を最大限使わず、価格が大きく動いてもロスカットにならない程度に取引をすることです。
- 急騰もしくは急落後に限り取引をする…価格が急上昇したり、大きく下げたりした後、今後の値動きが一方向に動くと予想できるときのみ取引をすると、
ポジションをとったまま損失を被る確率を下げることが出来ます。
などが挙げられます。
ビットコインのFX取引は己を過信することなく、事前に戦略をもって臨むことが大切です。